
海洋プラスチックごみ対策アクション
SHIBA-Up
人工芝片を新たなスポーツ用品へ
SHIBA-Upとは?
2022年10月に始動した、サッカーグラウンドなどで使われている人工芝のごみ(人工芝片や使用済み人工芝)を新たなスポーツ用品へとアップサイクルする事業です。昨今深刻化している自然界流出ごみ。特にマイクロプラスチックにおいては、人工芝など陸由来のごみが多くを占めていると言われています。(※)その対策として、一般社団法人F・マリノススポーツクラブとそのホームタウンである横須賀市がタッグを組み、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の仕組みを活用した人工芝片のアップサイクル事業をはじめました。
※「マイクロプラスチック等の流出実態調査2020年版および問題解決への挑戦」より抜粋 https://corp.pirika.org/public-survey-results/
人工芝片や充填材の流出経路
人工芝はマイクロプラスチックの主な発生源の1つとも言われ、紫外線による経年劣化や、プレイヤーの踏圧による摩擦、充填材として使用されているゴムチップの移動などにより、その一部が河川に流れ出ることがわかっています。
人工芝片の再資源化の流れ
本事業は横須賀市内のグラウンド等で回収した人工芝片やシートを工場で選別し再資源化した後、それらをもとにマーカーコーンなどに製品化、公共施設や学校施設等で活用できるように提供しています。